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ジロンド県の「ボルドー」と聞けば、まず思い当たるのは... カヌレ...です、ね。 ボルドーといえば、カヌレ。 カヌレといえば、ボルドーです。 ティラミス、ナタデココ、パンナコッタ... カヌレ... ベルギーワッフル、マカロン、、、 各国の菓子が日本に紹介され、時に爆発的なブームを(仕掛けられ)、起こしてきました。 長野市のデパートそごうでも当時(1990年頃)カヌレ行列ができたそうです。 が、東信地方の山あいに暮らしていたわたしの口には入りませんでした。 ・・・なんとなくティラミス風、 ・・・缶入りナタデココ、 ・・・言い換えればパンナコッタ、、、 そうゆうことができない、菓子屋にしか焼けない菓子だったから(?)かな。 ブームが去り、割りに手の掛かる菓子は、そのほとんどが姿を消しました。 焼き菓子(に限ったことではありませんが、)...原材料がモノを言います。 ――当時、おいしいカヌレを食べた人は、その味を求めているようです。再会に感動なさいます。 ――当時、それほどおいしくないカヌレを食べた人は、 あぁ、これね...そういえば昔食べたことあるけど、なんで流行ってるのかわかんなかった、と言います。 (ブームに乗ってカヌレを焼き、ブームが去ってカヌレをやめた店の、カヌレ型... 集めたらどれだけあるだろう、、、、、、くれないかなー。) 流行の恩恵に与らなかったわたしのような人や、 よっぽど焼き菓子が好き!ってわけでもない若い世代の人たちに、 この「カヌレ」なるものに親しみを抱く人はいません。 「これ、何ですか?」 訊かれます。 「麩菓子...?」 気持ちはわかります。そっくりです。 でも、ふーちゃんの変形とかじゃないです。 「チョコレート?」 でもないです...。 カヌレは、ラム酒香るカスタード生地を型に流して、高温で1時間くらい焼いて作ります。 外側が、ほろ苦いくらいに、クログロツヤツヤカリカリになります。 「中、なんですか?」 つまり、生地は中も外も一体です。 外、カリカリ... 中、どうなると思います? 中、むっちり、です。 焼き上げの当日は外カリカリ、中むっちりのコントラストが何とも楽しいお菓子です。 時間の経つにつれ、カリカリとむっちりは馴染んで、、、 外も中もしっとりします。 ・・・これまった、いい! 食感の妙に邪魔されず、濃厚なカスタードとラムの巧みなバランス芸を堪能できます。 しっとりしてからでも、ラランスルールのカヌレは、とてもおいしいです♪ 赤ワインの名産地のお菓子、カヌレ・ド・ボルドー。 誕生にはやはりワインとの深い関わりがあります。 澄んだワインを造るための澱引きの工程で、昔は(いまも残っているかもしれませんが)、卵白で作るメレンゲを使ったそうです。 ワイン醸造のため割る、卵。 必要な卵白...。セットの卵黄...これ、いかに? ・・・で、卵黄ふんだん活用菓子が生まれ、育ったそうです。 カヌレを包囲する縦溝、、、それがカヌレという言葉の意味。 本来は、その型の内側に「蜜蝋」を膜のように塗って、生地を流します。 ラランスのカヌレは、型にひとつひとつ刷毛でバターを塗って、生地を流しています。 材料はどれも...バニラもラム酒も...上等なものを使っています。 ショコタくんのカヌレ、おいしいですよ~(*´艸`*)♪
by mip-o-n
| 2014-05-09 16:11
| 営業日記☆
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Comments(4)
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at 2014-05-11 14:54
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mip-o-n at 2014-05-11 15:28
ま、まんま0716さん(ノ*´Д`)ノ♪
呼びかけちゃったかもしれません(;゚;∀;゚; )。。。 でも、もう少しこの店もあると思うので、急がなくても大丈夫!です、と、思います、、、が、、、ん?たぶん、、、 ともあれ、うーーんと儲かって大きな業務用オーブンを手に入れたら...通販考えます(o`・∀・!!!? うーーーーーんと気長に待っててくださいね!
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manma0716
at 2014-05-11 16:30
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あ、(●^o^●)ありがとうございます。
栂池や、奥志賀はスキーに行ったことありますが、 冬以外はまだ・・・・ いつかホントに長野を2泊3日とかかけて、でゆっくり旅して ラランスのお菓子たらふく大人買いしよう
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mip-o-n at 2014-05-11 16:38
あ゛ーーーー!!!
鍵コメでしたね(゚ω゚lll)!!!さっきのー! し、し、失礼しました! それなのにまたお返事いただいちゃって!!本当にありがとうございます( ;ω;) ぜひぜひ、2泊3日とかで来てください♪ わが(あばら)家は寒くて暑いので、宿泊ご希望でしたら春か秋に限らせていただきます(´∀`)ノ
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